宮崎県宮崎市のシーガイア近くにある「みそぎ御殿」って知ってます?
実はここ、皆さんも聞いた事があると思う、日本神話に出てくる神々を生んだ
伊邪那岐が黄泉の国から逃げてきて穢れを落とすための禊(みそぎ)を行ったんですが、
その際に 伊邪那岐が左目を洗うと天照大神が、 右目を洗うと月読命が、そして鼻を洗うと素戔嗚尊といった三貴神が生まれたわけです。
その禊をした「みそぎ池」の近くにあるんです。
なので、そのみそぎ池とほど近い所にある「みそぎ御殿」は計り知れないパワーを宿しているパワースポットと呼ばれているわけです。
今回はこちらのみそぎ御殿を中心に、みそぎ池、そして江田神社を周ってみました。
前日の午後便で羽田から宮崎入りして宮崎駅付近のメガドンキ近くのアパホテルへ。
翌朝、宮崎駅からバスで一路江田神社へ。
江田神社前で降車して徒歩で江田神社へ向かう。
江田神社
こちらは日本最初の夫婦と言われる伊邪那岐命(いざなぎのみこと)と 伊邪那美命(いざなみのみこと)を祀っており、良縁を願う参拝者が多く訪れます。
御祭神
伊邪那岐尊(イザナギノミコト)
伊邪那美尊(イザナミノミコト)
御神木
強いパワーを持つと言われる御神木が2つあり、1つは社殿左側に植えられた招霊木(おがたまのき)は天岩戸伝説に登場する赤い実をつける木。もう1つは大きなクスノキで、木の下の方にあるコブに触れると強運を得られると言われています。(もちろん、撫でてきましたよ。平日だったから?人もいなかったし、ゆっくりできました。)
オガタマノキ
天照大神が天の岩戸に隠れた時に天鈿女命(あめのうずめ)が踊った際にこの木の実のついた枝を手に持っていたそうな。
クスノキ
このご神木に触れると大きなパワーが授かると人気の木。木の下の方にある大きなコブを撫でると強力なパワーが得られると伝わっています。コブは神社の公式サイトにも書いてある通り、ピカピカに光っていました。
さてお次はみそぎ御殿へ。
先にみそぎ池に行こうとも思ったのですが、みそぎ池の方から帰りのバスに乗ることにしたので先にみそぎ御殿の方へ行くことに。
そんなに距離は無いとは思うのだが、方向音痴の人だとチョット迷うかもしれない。
みそぎ御殿
御祭神
天照大御神、月読尊、伊邪那岐尊、伊邪那美尊、級長津彦命、級長戸辺命、豊受大御神、倭姫命、瀬織津姫命
こちらには先客が何人かおり、撮影に忙しそうだった。
で、私も参拝し撮影にいそしもうと思ったら、なんとまあ境内は撮影禁止と書いてあった。
「あの人達、皆、撮影してたよな?」と思いつつ、バチが当たることにビビる私は外から撮影。
わざわざバチが当たるために参拝しに来たわけじゃないからね。
でね、もう一つ残念だったのが社務所やってなかったのよ。
当然御朱印も貰うつもりだったけど、ここの「勝守り」ってのが欲しかったの。
境内外から撮影後に暫く境内に滞在して休んでいたら、なにやら社務所に入っていく人を見かけた。
これは!と思い、社務所の外から声をかけると社務所の人だった!
で、勝守りの購入もできたし、御朱印も書いてもらえた。
聞くと、本来であれば来ない筈だったのだが、
たまたま以前から依頼されていた車のお祓いがこれからあるのでそのために来たとのこと。
のりゃツイてるじゃん!
ちゃんと外から撮影したご褒美か?!
(「のりゃ」とは私の育った地方で「とても」という意味です)
これ勝値守り
御朱印と勝守りを手に入れたオジサンは年甲斐もなく、ルンルン気分でみそぎ池へ向かうのであった。
みそぎ池(御池)
まあ、正直、見た感じは何の変哲もない、のどかな池だわな。
とてもパワースポットだなんて夢にも思わんだろうな、知らん人は。
ここで伊邪那岐が(みそぎ)を行ない、天照大神や月読命、
そして素戔嗚尊といった三貴神が生まれたのかと思うと何か感慨深いものがある。
というか、普通に物凄いパワースポットだよね?
当時はどんな風景だったのだろうか?とか考えながら池の周りを周ってみた。
この後バスに乗車して宮崎神宮を参拝し、宮崎空港へと足を進めて帰宅の途へ。
宮崎の滞在時間はおおよそ24時間程度だったんじゃないかな?
それでもゆっくり時間を使って参拝できた。
御朱印と勝守りが運よく手に入ったことが何よりだった。
コメント